館長の気まぐれブログ~ 偉人 紹介 ~

2018年9月30日 日曜日

こんな自分でもあと数年で50才...sweat02

沢山の方々のご縁やお力添えのお陰で、

今の自分があるのだと今更ながらに感じております。

いつものブログとは趣旨を異にして、

今までに知り合った異業種の素晴らしい方々を、

時間のある時に少しずつご紹介して行きたいと思います shineshine

色々と考えたのですが...

トップバッターは、熊本県 天峯寺の御住職である

『緒方龍照先生』です。

緒方先生との出会いは約三年前になるでしょうか...

兼ねてより懇意にしている

相撲部屋の親方のご紹介で知り合ったのが、

始まりだったと思います。 

親方との会食の際、

若くして難行を完遂された御住職の存在を知り、

『その方が非常に徳のある方だから一度お話してみると良いよ...』

と言われ、熊本でお会いして以来のお付き合いになります。

佛教会のしきたりや作法など、全く無知な自分ではありますが、

9日間、飲まず、喰わず、睡らずの不眠不休の荒行(御堂入り)

を完遂された
とお聞きし、




(お堂入り満行直後 ↑ ↑ ↑ の画像)


自分の様な凡人では知り得ぬ境地を

切り拓かれた『偉人』である事は間違いないと確信しました。

そんな緒方先生に失礼を省みず自分はこう尋ねました。

『自らの命を落とすかもしれない荒行。それに臨まれた理由は何ですか??』と...。

自分が無知故に稚拙な問い掛けになりましたが、

緒方先生は、穏やかな笑みを湛えながら答えてくれました。

『世の為人の為に自分が為すべき事は何か?

そしてまた一介の僧としてのお役目はなんであるか?ですかね...』と。

自らに置き換えてみて...

自分の命と引き換えにして行う『治療』とは...?

今の自分では到底及ばない境地...。

それに向かう気力や胆力は、残念ながら今の自分にはありません。

ただ単純に・・・

人としての『畏敬の念』しか生まれてこなかった...というのが正直な感想です。

自らの『欲』を追求する人間が増える中、

人の為に尽くそうと日々『行』に励む緒方先生の存在は、

異業種である自分の心にも深い感銘を与えてく下さいました。

本当に有難い事であると思います。

人の苦しみや悲しみ、そして皆の希望と願いを

燃え盛る炎の前で一心不乱に護摩を焚かれる姿...



(お堂入り 直後の護摩行 ↑ ↑ ↑)


道を求める者のあるべき姿を体現している様にも見えました。

そんな希有な存在でもある緒方先生が、

機会のある時はいつも慈佑館に来てくれます。

今ではお茶を飲みながら、

緩やかにお話ができる間柄にもなりました...(笑)

緒方先生の様に、『人の為に生きて行ける治療家』として

これからも精進したいと思います。

出会いに感謝、ご縁に感謝・・・。

以上 館長


緒方龍照先生 プロフィール

熊本県 『明王山 天峯寺=てんぷうじ』住職。

2015年 5 月 『四無行』満行 (完遂)。

※ 四無行とは、飲まず、食わず、眠らず、休まず...にて、

9日間の護摩行(十万枚護摩行)敢行し満行(完遂)。

熊本県熊本市南区城南町

電話 0946-28-2377


投稿者:接骨院慈佑館

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